今年もいよいよあと一か月となりました。
実は、私は今年いっぱいでこの長楽寺の管理人を辞することにしました。今年の夏、一か月以上にわたり身体を壊して庭仕事ができなくなり、まだまだ大丈夫だと思っていた自分の身体に一挙に自信がなくなってしまいました。この調子では、今までどおりの作業をこなすとたぶん夏になると体調を崩すことが避けられなくなりそうです。この際、職を辞するのがよいとの結論に達しました。
幸い、後には、一月後半より僧籍をもたれた方が住んでいただけることになり、寺本来の機能が果たせることになります。また、庭については、私と一緒に訓練校で研修をした同僚が月に数回、庭の手入れをしてくれることになり、こちらも安心です。
ドウダンは春夏秋冬楽しめますが、３年前の紅葉のすばらしさは目に焼き付いています。また、本尊の馬頭観音の修復に立ち会えたことは貴重な体験でした。
多くの方とさまざまな会話を楽しむことができたこと、今まで、長楽寺にご協力くださったり、拝観くださったり、庭の手入れの仕方や観光のありかたなど、数多くのご指導・ご助言いただいたことに深く感謝します。今後の新しい長楽寺の変化にぜひご期待いただければ幸いです。
私自身は、春野町に帰り、冬仕事中心の紙漉きの修行でもするつもりでおります。今後とも長楽寺をよろしくお願いします。
このブログも年内は発信するつもりでおりますが、今年で閉じることになります。長い間ありがとうございました。来年２月には新しい僧侶の方が新しい情報発信をされることでしょう。ぜひ検索してみてください。
長楽寺の本堂跡地近くのみかん山を使わせていただいています。
このみかん山に通い始めた8年前は梅園も庭園も荒れていて、とても残念に思っておりましたが、本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
三年前に末期がんだった母を連れてお邪魔した際、色々とお話しして下さって、母も大変喜んでおりました。
紅梅の頃に伺い、その年の真夏に母は旅立ちました。
来年からはご住職が住んでくださるとの事、良かったですね。
どうぞお体をお大切に、春野町でのお暮しの様子もまた発信して下さることを期待しております。
お元気で！
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