東京ミッドタウン21-21美術館・・・colour hunting

東京ミッドタウン21-21美術館・・・colour hunting

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 ミッドタウンの21-21に行ってきました。ここでカラーハンティングを開催していたので、興味がありました。
カラーハンティングは、自然の中にある色を、水彩を使って大きい付箋紙様のものに写し取ることからはじまります。
たとえば、冬の雪山にでかけ、雪、マツ、ササなんどの色をその場で水彩で紙に写し取る(盗み取る)。その色見本を使ってさまざまな作品を生みだす。(この場合には、ひな人形の色目として作品化)。アフリカのライオンの色をハンティングして、スニーカーメーカーのデザイナーによってライオンの色目のスニーカーをつくるなど。
 興味を引いたには、沖縄の海の色をハンティングし、その色の周波数を音の周波数まで(1億分の1かな?)縮め、海の色の変化(10くらいだったか)を音楽にしてしまう試み。・・・・そういえば、音楽を聴くと色が見える、音楽を色で聴くことができる人がいたことを思いだしました。
 365日、毎日、空の色をハンティングして並べてみる。・・・いかに青が少ないかがわかるし、空ってこんなにも多様な色合いをしていたんだ、と驚かされます。
 あるいは、各地の水(水道水、湧水、川、地下水、温泉水など)を採取して、それを使って、同一条件で染色してみる。すると、指紋や声紋のように、そこだけしかない水の成分分布により微妙に色合いが変わってくる。それが、成分分析機器から吐き出される折れ線グラフのような無機質なものではなく、紫いろの微妙な違いを楽しむ。
 これは、なかなか興味深い展覧会でした。
 長楽寺の上段の間から見える空の色をハンティングしてみようか、日光の微妙な変化を体現するであろうドウダンの発信する色をハンティングしてみようか、などと想像が膨らみます。また、色(光)と音とを交錯させたことをやってみようかな、とか妄想は膨らむ一方です。
 ・・・
 興味のある方は、行かれることをおすすめします。


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